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〈屋台/ローカルフード〉帯広の二大ローカルフードと呑み処の聖地

2021.05.01
CITYWALK
老舗“ぱんちょう”の豚丼

十勝・帯広のローカルな食を調べると、必ず紹介されているトップ2、『豚丼』と『インデアンカレー』。

十勝の豚丼を知らない方は、『豚丼』と聞くとチェーン店の牛丼の様に煮込んだバラ肉が乗っている様なものを想像されるのではないかと思いますが、十勝の豚丼は炭火等で焼いたロース肉を何枚か載せたものが多く、かなりボリューミーです。
老舗のぱんちょうさんが有名ですが、市内や郊外にいくつも専門店があって、それぞれ少しずつ味わいが違い、地元の方でも○○店派と分かれるくらいですので、是非、地元の方におすすめのお店を聞いて行ってみてください。

また、カレーの専門店の『カレーショップ インデアン(通称 インデアンカレー)』ですが、こちらは完全に地元のソウルフード”。
鍋を持参でテイクアウトして帰る地元の方も多く、「インデアンカレーが家庭のカレーの味」というお宅も少なくないとか?
元々メニューの種類は少なく無いのですが、注文の仕方もアレンジが自在で、お客さんそれぞれ独自の好みの頼み方があったりします。 本州ではお馴染みのカレーチェーンが十勝に来てもすぐに撤退してしまうほど、地元で愛されているカレー店ですので、カレー好きな方は、是非!

そして『北の屋台』!
元々駐車場だった敷地に、2001年、屋台村的な飲食店街として誕生しました。
実際には屋台では無いのですが、各地の市場や屋台を参考に、地元で独立開業したい飲食店経営者を支援しながら、街中の活性化を目指してできた場所です。
20店舗が並ぶ『北の屋台』は、それぞれ独特なメニュー、ジャンルで工夫を凝らしていて、「今日はどこに入ろうか」と見て回るのも楽しいです。
店舗は3年に一度入れ替えがあるのですが、屋台を卒業し、近隣に店舗を構えて独立するお店もいくつかあります。
観光客にも人気のエリアですが地元の常連の方も多く、狭い店内では地元の方との会話も自然に始まり、美味しい食材・お酒とともに、十勝の話で毎晩盛り上がる場所です。


◎ぱんちょう
帯広市東1条南5丁目13
TEL:0155-22-1974

◎カレーショップ インデアン
帯広を中心に近隣の街に数店舗を展開(釧路にも2店舗)
http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/

◎北の屋台
帯広市西1条南10丁目7番地
http://kitanoyatai.com

 

「今日はどこに入ろう」と見て回るのも楽しい北の屋台
“北の屋台”では季節の食材をテーマにした全店共通イベントも!(写真は“ししゃも祭り”のとき)
インデアンカレーは数種類あるベースのカレーが選べてトッピングも豊富
インデアンカレーの独特な店舗の外観