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地元から地元の情報を 【ソーゴー印刷】鎌田さん

2016.09.18
NUPKA SUNDAY

朝晩の空気が、すっかり夏から秋へと変わってきました。 十勝といえば、食の秋!ですが ときには読書の秋もいかがでしょうか。   今回は、読書の秋にまつわり 十勝民に愛される生活情報誌「月刊しゅん」や、 北国の暮らしや人、モノ、お話などを見つめ直し、楽しむ雑誌「northern styleスロウ」を発行している ソーゴー印刷】の鎌田さんに 十勝や帯広、出版への想いをお伺いしました。   %e9%9b%86%e5%90%88%e5%86%99%e7%9c%9f(笑顔が素敵な鎌田さん、写真右端)       ソーゴー印刷】とNUPKAは、共に十勝にあるだけではなく NUPKA誕生のキッカケとなった映画、 「my little guidebook」のDVD付書籍を作成するプロジェクトでコラボしたり NUPKAオープン時に スロウ等の雑誌を寄付いただいたりと 深いお付き合いがあります。   %e3%83%9e%e3%82%a4%e3%83%aa%e3%83%88%e3%83%ab%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89%e3%83%96%e3%83%83%e3%82%af (my little guidebook DVD付書籍 NUPKAでも販売しています。)    鎌田さんは、「しゅん」の編集者を経て、現在は「スロウ」の編集に携わっているそう。   「【ソーゴー印刷】という会社は、名前の通り、長い間お客さんから受けた仕事だけをする印刷会社だったんです。 でも、それだけでは今後やっていけないのでは、とのことから 自分たちで情報を集めて、発信しよう!と「しゅん」の発行を始めました。」   「初めは十勝に絞って「しゅん』を発行していましたが、 十勝だけではなく、北海道全体に範囲を広げて「スロウ」を発行することにしました。  地元の情報(雑誌)が東京から発行されていたけれども、それじゃあいけないな、と。 地元にいる人が地元の情報を発信するのがよいと思うんです。」   「道外の人はもちろん、北海道や十勝などここに住む人に知ってもらいたい、と思っています。 地元に、こんなにも面白い人や、面白いこと、素敵な景色があるのだから、地元をもっとみようよ! という気持ちなんです。」   近くにあるからこそ気づかない、地元の良さを伝えていく、 「しゅん」や「スロウ」にはそんな想いが込められていました。   出版という形だからこそ、できることは何があると思いますか、と尋ねたところ 少し考える様子をみせて、鎌田さんはこう答えてくれました。   「【ソーゴー印刷】では出版以外に、動画やWEB関連にも取り組んでいます。 今後はなにをやるにしてもネット上に載せて発信することが必要だと思っていますね。   その中でも出版だからこそできることは、 手元に直接、形として届けることができる点、よいところだな、と思います。 「形」として何年、何十年後も残るものを作っていきたいと思って仕事をしています。   逆に、建物を構えるNUPKAさんは、みんなが集える拠点になれるところがよい点でしょうか。」      鎌田さんは、ずっと十勝にいたわけではなく 十勝で育った後、一度大学進学で東京へ出ていたそうです。  十勝へ戻られたキッカケを尋ねると、はにかみながら答えてくれました。   「東京は満員電車がすごくて。 そんな中、帰省で十勝に戻ってきたとき飛行機から見た景色に感動して、号泣してしまったんです。  それで、戻ってこようかな と。」   「狭いコミュニティが昔はいやだったんですけど、今ではこの近さが好きなんです。 身の回りに家族や友達、知り合いがいるのがすごく面白いし、安心できます。」    【ソーゴー出版】さんの発行する「しゅん」や「スロウ」、是非お手にとってみてください。 NUPKAへいらした際にも 是非    ++++++++++ ソーゴー印刷 northern style スロウ 月刊しゅんmy little guidebook オフィシャルページ