〈ばんえい競馬/馬文化〉十勝に色濃く残る馬の文化
2021.05.01
北海道の開拓時代から高度成長期に入る頃までの長い間、十勝では“輓馬”が生活の重要な役割を果たしてきました。
同じ北海道内の日高地方ではサラブレッドの牧場が多いですが、十勝には“どさんこ”を中心とした牧場や、“ばんえい競馬”の輓馬を飼育する牧場、また、帯広市内にある国立の帯広畜産大学には馬術部、街なかには、ばんえい競馬を引退したムサシコマの曳く馬車ツアー“馬車BAR”もあったり、日常に近いところで馬を目にすることがとても多いエリアです。
競走馬がそりをひきながら力や速さなどを争う“ばんえい競馬”。以前は道内4箇所で開催されていましたが、今は帯広1箇所が残るのみで、帯広競馬場は世界で唯一の“ばんえい競馬場”になりました。
そんな馬文化の残る十勝で、是非、様々な場所で馬と触れ合ってみては。
◎ばんえい十勝
帯広市西13条南9丁目
0155-34-0825(代表)
https://banei-keiba.or.jp
◎馬車BAR
https://bashabar.com/