広い十勝に点在する様々な観光スポットを巡るとき、目的地間に結構な距離があったり、また、 公共の交通機関が少ないため、基本的には車などでの移動が必須です。
随所に現れる十勝らしい風景は、ドライブでの移動時間さえも『十勝観光』として成立するほどの魅力があります。

平野部に広がる広大な畑のエリアであれば、春は種まきのトラクターが働く様子。夏は青く育っ た小麦を収穫する巨大なコンバイン。秋はじゃがいもやビートの収穫。冬になれば大雪原…と、季節ごとに美しい風景が広がります。
また、畑のエリアには必ず一直線に並ぶ防風林があちらこちらにあり、平野の西側に壁の様に連なる日高山脈を望むその景色は、いかにも北海道！という感じの絵です。

どこを走っていていても、素晴らしい景色に出会えるドライブになることうけ合いですが、冬の雪道…特に時折出現する“ブラックアイスバーン（路面が凍って真っ黒に見える箇所）”だけは気をつけてください。時速たった4～5km/hほどでも、ブレーキもハンドルも何も効きません。
（※万が一、ブレーキもハンドルも効かない状況に陥ったら、ABS付きの車であれば、機械を信じてブレーキを緩めず踏み続けてください）
こちらのドライバーは、冬の間は信号のかなり手前から減速し、車間距離も相当空けることが必須なのをお伝えしておきます。